おまとめローンとは金利の高い複数の金融機関からの借金をまとめた金額を金利の低い1つの金融機関から借り入れ、金利の高い複数の金融機関には返済を済まし、返済先を1個所にまとめる手続きのことをいいます。
消費者金融など20%以上の利息で払っていたものが、銀行のおまとめローンでは7〜15%程度になることで毎月の返済額も減額することができこの方法によって返済総額を抑えることになります。
銀行などのおまとめローンは低利のものがありますが、利息が低いほど厳しい審査があります。おまとめローン申し込みの際に審査が行われるため、審査をクリアできおまとめローンを利用できる方は限られてきます。一般的には借入金の2〜3倍ほどの年収がなければ利用は難しいでしょう。
ローン会社がたくさんあるからといって1社断られて他社での申し込みを繰り返すと申込情報は信用情報センター連合会に報告され更に審査が通りづらくなります。全国銀行などでのおまとめローンのご利用の場合業者の請求する額をそのまま払ってしまうのでブラックリストなどの信用情報には乗りません。ただし、返済先が1社になっても借金を延滞してしまうと借り入れや返済に関する情報を管理している業者は支払い延滞に関するデータが登録され5〜7年は銀行から借り入れもできなくなりクレジットも組めなくなる可能性があります。
おまとめローンの返済が厳しくなると再度別の金融会社から借り入れなどしておまとめローンの支払に当てるということに陥りやすくなることがありますので返済に関して十分な計画を立てることが不可欠です。
借金の借り換えというのは消費者金融のような法律上の上限金利である年利29.2%で借り入れして多重債務者となってしまった場合に、最近よくCMなどで目にする年利の低い銀行系のローンなどで借り換えをし月々の返済額を増やさなくても元本に充てることができるとういことです。
借り入れ額にもよりますが銀行系のよくおまとめローンなどと呼ばれているものは年利12〜20%で通常の消費者金融と比べると10%近く金利を減らせることができます。100万円を借りているとすると利息は月々約1万円近く減ることになります。
消費者金融から多重債務を銀行系のローンに借り換え一本化することができれば返済総額を大幅に減らせることも可能です。しかしおまとめローンなどの金利の低いということは借り入れの際の審査も厳しいとういこともご理解ください。申し込みの際に勤務先の設立年月・資本金額・従業員数・勤続年数など細かなことを審査が行われるため、このような厳格な審査をクリアできれば借金を一本化することができるでしょう。
審査に通ることができない場合はほかの銀行系のローンをしらみつぶしあたるのではなく弁護士、司法書士に相談した上での借金整理をしたほうが良いでしょう。